令和のマダムシンコ計画!煩悩レイヤーカステラザラメケーキ!

令和のマダムシンコ計画!煩悩レイヤーカステラザラメケーキ!

2026年1月10日20分
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出演
もしもし五島列島
もしもし五島列島パーソナリティ島育ち・祖母っ子のイラストレーター。「もしもし五島列島」店主としても活動中。食への愛が異常に強く、ステーキの脂身を「口内滞在型アトラクション」と呼ぶ熱量で食人生を語る。

マダムシンコになる

どうしても、すみません。どうしても私は「第二のマダムシンコ」になりたいんです。

だって、自分の名前でバームクーヘンを開発して、バームクーヘンだけで豪邸を建てて、豹柄を持ち歩く人が増えて、もらった人も喜んで、贈りたくなる。パッケージだけで「あれだよね!」ともなる!!!551蓬莱もそう!!わーい!ってなる!!

そして、お菓子って消えるものだから、定期的に買ってもらえるし、とにかく自分の名前がいろんなところでいわれまくってるのよすぎ!!

そこまで行くのは大変だと分かってるけど、到達したら最高すぎる。

私がマダムシンコを最初にもらったのは大阪の人からでした。正直、それまで私はバームクーヘンのことを「むせる、喉乾かし系の食べ物」だと思っていました。

クリームないし、重いし、甘いかどうかもよく分からないし、ふわふわでもないし。バームクーヘンって何?みたいな。

でもマダムシンコは、パッケージから違った。バームクーヘンってだいたい白い箱なのに、あれだけカラフルでテンション上がる。しかも上に砂糖がかかってる。もう、甘いものに甘いものをかける「アイシング」って、正義じゃないですか。スイーツは甘すぎて困ること、基本ない。これは私、アイシングクッキーのカフェを4年間やって気づいたんですけど、甘さの限度ってないんですよね。塩は単体で食べないけど、砂糖は固めれば単体でいける。和菓子にも砂糖を固めただけのお菓子があるし、砂糖って昔は貴重だから、形にして贈り物にしてたわけで。砂糖を「そのまま渡す」より、「形にして気持ちを込める」。職人さんたちの言葉って、重みが違うなと思う。

でも一方で、私はキラキラにも憧れる。AIとか投資とかでバコバコ成功して、渋谷とか銀座の高層ビルで、短い会議して、長い机と高級ゲーミングチェアで打ち合わせして、日光浴びすぎて日焼けしたぜ、とか言いたい。最悪な憧れなんだけど、憧れは憧れ。

そこで私は「マダムシンコみたいになりたいなら、まずバームクーヘンを理解しよう」と思って、バームクーヘンについて考え始めたんです。正直、食べると喉が乾くし、牛乳が足りない。でも作ってるところを見るのは最高に楽しい。クラブハリエとか、デパ地下で焼いてるのを見せてくれるじゃないですか。あれ、100円払ってもいいくらい、ずっと見てられる。治一郎のしっとりバームだけは、牛乳なしでも食べられるくらいしっとりで、うちのおばあちゃんも「治一郎だけは好き」って言う。おばあちゃんってすぐむせるし、昔のお菓子がパサパサだった時代を生きてるから、しっとり信仰が強いんですよね。台湾カステラが好きなのも分かる。

あと、バームクーヘンって「手土産としてコスパよく豪華に見える」最強枠でもある。クッキーとかフィナンシェって小さくて高いから、価値が分かる人じゃないと「なんでこんな小さいの?」ってなる。だからクッキーをくれる人は「食通として認められてる」感じがするけど、バームクーヘンをもらうと「でかいのが嬉しい人と思われた?」ってちょっと思っちゃう自分もいる。ごめんなさい。

でもバームクーヘンって、本当は縁起物でもあるんですよね。年輪=幸せが重なる、続く、とか言って結婚式の引き出物になったりする。言葉としては浅いのに、なぜか納得させられちゃう力がある。

そして、作るのがめちゃくちゃ大変。薄く塗って焼いて重ねて、赤ちゃん見守るみたいにずっと見てなきゃいけない。昔のオーブンは性能が今ほどじゃないから、分厚く焼くと上だけ焦げて中が生になる。だから地道に重ねるしかなかった。そういう「努力の層」がある。

さらにバームクーヘンの強みは、崩れないこと。クッキーや繊細なお菓子って、崩れた瞬間終わる。見た目売りのものって、少し崩れると台無しになる。でもバームクーヘンは振り回しても崩れない。しかも重い。重いって、もらった瞬間うれしい。新幹線で持ってきてくれた重みって、愛じゃないですか。

そこで私、長崎県民として思ったんです。カステラの一番下の、焦げ茶の部分。あそこにザラメが入ってて、ガリッと食べるのが最高に幸せじゃないですか。上の焦げ茶にはザラメがないのに、下だけにある。じゃあ、あの「ザラメのある底」だけを何層にも重ねたらどうだろうって。

ザラメは甘いし、重いし、崩れない。しかも昭和っぽくて古臭いのもいい。全部茶色でシンプルなのも、目が疲れてる現代人にやさしい。形は丸がいい。四角いお菓子ってちょっと冷たい顔してる。レモンケーキを見習ってほしい。丸いとあったかい。

そして形状は、水筒みたいな筒。500mlの水筒くらいのサイズで、スプリンクルの容器みたいにフタを開け閉めできるパッケージにする。そうすれば少しずつ食べられるし、閉じられるし、リュックの水筒ポケットに入る。持ち運び最強。いくら振り回してもOK。

さらに、バームクーヘンって「切る問題」があるじゃないですか。切るの面倒だし、最初に切る人のプレッシャーが重い。何等分にするか悩むし、「年輪眺めたい派」も出てくる。新人がかわいそう。だけどこの筒なら、包丁いらないし、皿もいらない。上から取って食べればいい。最初に誰が食べたかもバレない。元の長さが分からないから。デスクにも置きやすい。邪魔にならない。

つまり私は、「カステラの底、今こそ逆襲」みたいな、ザラメを積層した新しい手土産を作りたいんです。

ただ「ザラメレイヤーケーキ」って名前がダサい。もっとかっこいい名前が必要。マダムシンコみたいに自分の名前を使うか、フランス語やイタリア語にするか。いっそ「煩悩」でもいい。「煩悩砂糖まみれタワー」みたいな。

よし、企画書を作ります。

食い意地ラジオについて

9/14 、くいしんぼうの日に生まれた私は日々食べ物や食事の時間を抱きしめて過ごしています。食に対して毎日真剣に、全力で、血眼で向き合った結果、食事を睨むくらい食い意地が止まらなくなってしまい、1日中食のことしか考えられなくなってしまいました。そしてなんでも食べるようになってしまいました。食いしん坊がただ自由に暑苦しく、うざったく、食への愛と食い意地を爆発させているラジオです。

自我強くてごめん。

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